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お知らせ

園長先生からのごあいさつ…7月のメッセージ

2008.07.01[メッセージ]
園長先生からのごあいさつ…7月のメッセージ
先月、健康診断に行った某病院でのこと。
外来受付でテキパキと来院者の応対をしている若くて美しい看護士さん。多分インドの方だろうと思います。驚いたことは、この女性の笑顔と正しい日本語でした。
街角で聞く、品位の無い乱れた会話。テレビから流れてくる、眉をひそめたくなるような若手タレントの言葉遣いの数々に血圧を上げている時に、たまたま出会った正しく美しい日本語。それも若い外国人女性の口から聞かされて、複雑な思いをしました。

語彙が日一日と驚異的に増えていく幼児たちは、親、先生、そしてテレビから聞こえてくる言葉を何の疑いも無くそのまま受け入れます。
「おっぱっぴー、ラララライ、グーグーグー ・・・・・ 」と真似している園児たちの人間形成と日本の将来の土台となる<美しい日本語><正しい日本語>を、まず大人から意識して使いたいものです。

仏教の経典に「和顔愛語」という言葉が出てきます。にこやかで穏やかな顔つきと正しく美しい言葉を心掛けることができるのは人間だけなのです。
好ましい人間関係の基礎はここから始まります。

2008年7月に寄せて
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