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お知らせ

園長先生からのごあいさつ…3月のメッセージ

2009.03.01[メッセージ]
園長先生からのごあいさつ…3月のメッセージ
某紙に「多くの人間の中から、わが子を認識できるカメラ」が近い将来できるだろうという記事がありました。確かに顔認識機能のデジカメは今や当たり前の時代ですから、こんなカメラができても不思議はないのかも知れません。さしずめ音楽会の時にはこんなカメラがあったら便利だろうなと思います。ただここで言いたいことは、賢明な保護者の方ならお分かりいただけるでしょうが、「わが子は可愛い。いとおしい。」が過ぎると、集団の中のわが子が見えなくなってしまうということです。

3歳頃になると幼児は社会生活の中で、他人に支えられ、お互いにいたわり合いながら成長します。時にはケンカをしながら人間関係を学んでゆきます。自分独りでは生きていけません。親の一方的な偏った愛情だけで育てられた子からは、自己中心的な人しか生まれてきません。「わが子認識カメラ」の持つ功罪を認識することの方が大切だろうと考えます。

一年間のご協力ありがとうございました。来年度もより良き幼児教育を目指して職員一同がんばります。よろしくお願いします。

2009年3月に寄せて
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